スティンギングテスト
スティンギングテスト
塗布した後にヒリヒリ、チクチク感やツッパリ感などの感覚刺激を評価します。
※提携先の試験機関にて実施します。
試験の内容
- 試験例
試験前にスティンガーを選抜しておき、洗顔した後に馴化してから、試験を始めます。
試験品、スティンギング陽性(ここでは、0.15%メチルパラベン溶液)、陰性(蒸留水)をそれぞれ十分に含ませたコットン(もしくは、直接)を頬に貼り付けて、順番はランダムにし、感覚刺激をスコアで評価します。
スコア評価が終わった後、次のコットンを貼りつける前に前の製品が頬に残らないようにふき取り、時間をおいてから次の製品を評価します。
20歳以上60歳未満の健常な男女で、統計がとれる人数で実施します。
判定基準
- スコア評価
1:まったくなにも感じない
2:微妙になにか刺激らしいものを感じる
3:あきらかな刺激を感じる
4:強い刺激を感じる
5:我慢できないくらいの刺激を感じる
陽性対照と陰性対照と試験品のそれぞれの平均及び有意差を比較して、スティンギング刺激を評価します。
製品表示
試験結果に基づいて「スティンギングテスト済み」「低刺激性」と表示でき、「すべての方に刺激が起こらないというわけではありません」の表示も必要です。
※「低刺激性」表示の場合は、規定はありませんがヒトパッチ試験も実施することをおすすめ
します。スティンギングテストは、被験物質をつけた直後の目に見えない刺激感であり、
被験者が判定する主観的な判断になり、個人差もあります。
またパッチ試験は、皮膚科専門医が皮膚症状を判定する客観的な判断になり、どちらとも刺
激性を判断する上で、重要な試験です。
納期
検体到着から約1ヶ月半~2カ月後(日程は検体受領後に調整いたします)、報告書は速報から約2週間後でございます。