RIPT試験
RIPT試験
累積刺激及び感作性試験（ＲＩＰＴ、皮膚アレルギー性試験）
被験物質使用による皮膚に対する一次刺激性、累積刺激性および感作性を調べる目的で実施します。試験は随時承っております。
お問い合わせの際は検体の種類や剤型等も併せてお知らせください。
試験の内容
18歳以上の健康な男女50名で実施します。
3週間のうちに9回、同一部位に24時間貼付します。
その後休止期間を得て、9回パッチした部位とは別の新しい部位に24時間貼付し、全工程のパッチ判定より、刺激・感作性を評価します。
通常、石鹸やシャンプーなどの製品は、希釈して実施します。
試験は、提携先の試験機関(アメリカ)で執り行っております。
判定基準
0＝刺激反応なし（陰性）
0.5＝極僅かな紅斑
1＝僅かな紅斑
2＝識別できる紅斑
3＝著しい反応
4＝かなり厳しい反応
他の紅斑以外の皮膚反応も記録します。
製品表示
試験結果に基づいて、「アレルギーテスト済み」「累積刺激性テスト済み」と表示でき、
「全ての方にアレルギーが起こらないということではありません」の表示も必要です。
納期
依頼から結果速報まで、通常約4ヵ月程かかります。
※自然災害などの影響により予定よりお時間を頂戴する場合がございます。
必要書類
英文の全成分表もしくはINCI名が記載されたものをご用意ください。
必要検体量
約250ｇ ※空輸いたしますので割れにくい容器で漏れないように密閉してお送りください。
用語の解説
RIPTとは、「Repeated Insult Patch Test」の略称です。
